マルチモーダル入力

WILL™ SDK for inkは、ワコムのデジタルペンに内蔵されたセンサで収集したデータを利用することにより、アプリケーションの技術革新をサポートします。


センサーデータによるインクの向上


ワコムのデジタルペンには、幅広いデータをリアルタイムに記録、解析、および提示できるマルチモーダル入力機能付きセンサが搭載されています。


また、このデータを革新的な方法で活用することで、教育、心理学、医学といった幅広い業務分野にわたって多彩なアプリケーションを開発できるようになります。


複数のデータポイント

WILL™ SDK for inkでは、デジタルペンへの入力からさまざまなデータを取得することができます。


  • デバイスの画面でデジタルペンを動かした際に生のセンサーデータを取得
  • 描画アルゴリズムにより作成されたインクの視覚表現のジオメトリ
  • 単語の意味などの解釈用に文書、作成者、意味に関するメタデータをインクに含んだインクメタデータ

WILL™ SDK for inkを使用すると、筆圧や傾斜、時刻、速度をワコムのUniversal Ink Model(UIM)形式で詳細にキャプチャすることができます。 これらの情報は、他のソース上のデジタルインクやデジタルデータを統合する際にも使用できます。


全く新しいアプリケーション

このデータをどう活用するかは、開発者である皆様の想像力次第です。たとえば、ワコムではヘッドセット、ノートPC、およびデジタルペンを使用して脳波データを測定し、それを手書きのデジタルインクに組み込むという概念実証に関する共同開発を既に行っています。これを使用すれば、ユーザーの心理状態をビジュアル表示できるようになります。


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