デジタル教育の発展を促進

教育市場はデジタル化が進んでおり、その変化のペースは加速しています。スマート関連分野の開発業者は、ワコムのデジタルペンとインクソリューションに対応する革新的なアプリケーションを作成することにより、需要の波に乗る大きな機会を迎えています。

EdTechがもたらすチャンス

教育テクノロジー(EdTech)市場はパンデミックによる加速が見込まれており、あらゆる種類の教育機関が教室や遠隔学習における学習環境の多くの面でデジタル化を進めていますが、その1つに手書き入力があります。

手書きは学生の参加、理解、および知識保持において重要な役割を果たすことが証明されています。また、数学、化学、生物学、物理学などの教科では、手書きのメモ、式、およびスケッチが絶対不可欠です。さらに、教師が重要な概念を説明し、メモを書き、コメントを記載する際には、手書きが依然として最も効果的です。

ワコムのペンおよびインクテクノロジーは、今日のデジタルな学習環境でペンの直感的かつ柔軟な性質を活かしながら、手書き入力をデジタル化します。これにより、授業の効果や対話性が高まるだけでなく、開発途上にある将来のスマートアプリケーションにも対応することができます。



多様な学習シナリオ

デジタルペンおよびインクテクノロジーは、教室やオンラインでの主要な学習シナリオに最適です。

 

対話型の授業:教師は手書き入力を用いてダイナミックで魅力ある授業を作って改善することができるため、学生の成績向上に役立ちます。

教室での共同作業:ペン対応デバイスを使用する教師や学生は、教室でのコミュニケーションや共同作業を新しい方法で行えるため、学習プロセスが円滑になります。

オンラインでの個別指導:教師と学生はドキュメントやプロジェクトに協力して取り組むことができ、リモートで作業する際には手書き入力を使用して、より自然なやり取りの流れを作ることができます。

内容と評価:教師はこれまで通りの手書きのメモやスケッチを使用して授業前や授業中にその内容を作成し、自然でありながらもデジタルな方法で、学生の提出物にコメントを記入することができます。


開発におけるさまざまな課題

デジタルペンとインクをアプリケーションに組み込むことにより多くの刺激的な機会が生まれますが、課題もあります。たとえば、以下のことはどのようにして克服できるでしょうか。

  • 自然な書き心地と個々の手書き入力の正確なデジタル表示を実現する
  • 異なるOSを搭載した各種デバイスでデジタルインクの動作および表示の一貫性を保つ
  • デジタルインクのデータを保存後に処理できるようにする
  • デジタルインクの機能を開発する際にスケールメリットを利用する
  • 適応学習やセマンティックインク認識などの開発技術を利用できるように、アプリケーションを将来まで通用するものにする

これらすべてとそれ以上を実行するには、Wacom Ink for Educationバンドルがお役に立ちます。



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