Wacom Ink SDK for signature

対面やモバイル、ウェブベースのワークフローに筆跡情報付きの手書きの電子サインを活用。


Wacom Ink SDK for signatureは、サービスプロバイダーの皆様が自身のデジタルワークフローソリューションに手書きの電子サインを導入するうえで最も柔軟、強力、かつセキュアな方法です。


このSDKは、Wacom STUシリーズの液晶サインタブレット、ワコム液晶ペンタブレット、およびWindows、Android、iOS、Mac OS、およびLinux(JavaScript SDKコンポーネントを使用)を搭載したサードパーティ製デバイスをサポートしています。また、対面やモバイル、ウェブベースのワークフロー向けの柔軟な展開オプションも提供されています。


このSDKは容易に統合でき、デジタルインクの自動レンダリング、カスタマイズ可能なダイアログボックスの表示、完全な筆跡情報付きのサインデータの取り込みが可能です。このようなサインデータは、金融サービス、法的手続き、販売取引、その他多くの本人確認作業が必要となるさまざまなシナリオに幅広くご活用いただけます。


主な機能


Wacom Ink SDK for signatureを使用すると、開発者がセキュアな手書き電子サインの機能を極めて簡単にアプリケーションに追加できるようになります。


  • 簡単な統合: このSDKは、ソリューションプロバイダーが手書きの電子サインを顧客のドキュメントワークフローに容易に統合できるよう設計されています。
  • 筆跡情報に基づく高い精度: 電子サインごとにペンの位置、筆圧、傾き*、移動速度などの筆跡情報が取り込まれ、Wacom Ink SDK for verificationなどを使用すれば、それらを検証の際にも活用することができます。
  • 各種デバイスに柔軟に対応: ワコムの各種デバイスや、Windows、Android、iOS、Mac OS、およびLinux(JavaScript SDKコンポーネントを使用)を搭載したサードパーティ製ペン対応デバイスをサポートしています。
  • マルチプラットフォーム: SDKによって生成された電子サインデータは、さまざまな電子サインシステムと共有することが可能です。
  • コンプライアンスへの準拠も容易: ワコム独自のForensic Signature Store(FSS)に内蔵されたオプションのサイン暗号化機能や、エンドユーザー向けの詐欺防止対策が強化されたISOフォーマットをサポートしています。

Wacom Ink SDK for signatureには、無償版とライセンス版があります。

Wacom Ink SDK for signature Enterpriseは、有償ライセンスを購入する必要があり、モバイル、ウェブベース、およびそれらの複合環境でワコムデバイスやサードパーティ製デバイスを用いる場合に使用できます。また、永久ライセンスや、ユーザ単位、年間サブスクリプション単位での利用も可能です。 

Wacom Ink SDK for signature Liteは、ワコムデバイスのみを用いてWindowsバーションのみで実行できる無償版です。


各種資料

当社では、ワコムインクテクノロジーにより、技術革新を容易に実現できるようにしたいと考えています。当社では、以下を提供いたします。

SDKのダウンロード

Wacom Ink SDK for signatureを今すぐ入手できます。

ドキュメンテーション

Wacom Ink SDK for signatureの詳細な技術情報をご確認いただけます。

サンプルコード

Githubからデジタルインクアプリを開発する場合のサンプルコードをご確認いただけます。

サポート

当社では、Wacom Ink SDKを最大限に活用するために必要なあらゆるサポートを提供いたします。