オンライン会議が増えつつあります。WILL™ SDK for inkを使用すると、任意のペン対応デバイスを使用してデジタル文書に自然な書き込みやスケッチを手書きで行えるようになります。
今なお、私たちが情報やアイデアを記録、作成、および共有する際の最も自然な方法は、メモを取ったり、プロセスの図式化をしたり、または考えながらのスケッチといった行為です。そして、そのスケッチは唯一無二の個性的なものです。
しかし、これまではさまざまなアプリケーションやプラットフォーム上でデジタルインクを用いて、このような個性を確実に保持する方法はありませんでした。今は違います。
WILL™（Wacom Ink Layer Language）は、あらゆるペン対応デバイスのアプリケーションにおいて、独自の特徴を持つ手書きコンテンツを直感的に作成し、共有できるツールとしての基準になっています。ただし、これはほんの序章に過ぎません。
WILL™ SDK for inkはオープンプラットフォームです。そのため、開発者はあらゆるデバイス、スクリーン、または電子ペーパーフォーマットに対応したアプリケーションを開発することができます。手書きの文字、楽譜シート、複雑な方程式など、どのようなものでもスマートデジタルインクデータとして保存できます。これらのデータは、人工知能、拡張現実、またはバーチャルリアリティテクノロジーに基づいて共有したり拡張したりすることも可能です。
このデータにより、デジタルインクを使用した新たな革新的アプリケーションを実現できるようになります。たとえば、手書きの楽譜をバーチャルリアリティ環境で実際に演奏したり、人工知能技術で言葉を解釈し、手書きされた通りに自動的に会議の予定を入れたりすることができます。
WILLで動作するデジタルインクを活用した製品やサービスの真髄は、ユーザーの満足度を向上させることです。WILL™には、本物のインクのように感じられる素晴らしい体験を実現したり、創作活動をさらにスムーズに実現する無限の可能性が秘められています。開発者の皆様にとってWILL™ SDK for inkを使用する最大の利点は、こうした新たな体験が可能なアプリケーションをすばやく簡単に創造できるということです。
製品に興味がおありですか？弊社の営業担当あてに、プロジェクトおよび開発状況についてお問い合わせください。技術的な質問はありますか？サポートにお問い合わせいただくか、リソースページにあるドキュメンテーションをご確認ください。